区切り

あっという間に時が経ちスキーシーズンが終わり、大学を卒業しました。大学の卒業は後で書くとしてまずは最後の全日本選手権から。今シーズン最後の試合は北海道音威子府村で行われた全日本選手権でした。３月の終わりなのに連日寒く新雪が降る難しいコンディション。結果はリレー優勝 15kmフリー　６位 50kmクラシカル　２５位最後の最後になにをやっているんだという試合でした。自分はこんなに弱いのかとショックも受けました。もっとオレはできるはず！って思う面もあるけど、実力はこんなもんだと思うところもあります。そして、案外弱かったりします。 15kmフリーではスキーの滑走性が悪いとはいえ前半の入りがとても遅かった。試合をトータルに考えても、スキーの滑りと体力を考えてももっと速く前半を入らなければダメだった。そしてこのことは今シーズン毎回言っているのに直らなかった自分。これが強くなる人とそうでない人を分けるポイントだと思う。 50kmは自分のミススキーはすごく良かった。そのおかげで前半は余裕をもって試合を進めれた。３０kmくらいで、２回連続で転倒。ここでレースの展開が大きく変わってしまった。 40位くらいまで順位を落としてしまい、コース以外が新雪の影響で滑らない状況の中順位を上げるのは大変だった。それともう１つは給水。またもやエネルギー切れを起こしてしまった。途中で食べ物を食べなければ自分は50kmを持たないのかもしれない。悲しい結果で終わってしまった今シーズン。チームとしては全日本選手権のリレーを勝つことができて本当によかった。男子は71年ぶり！快挙ですよ〜。これから今年の反省点をじっくり考えていこうと思う。夏のトレーニングからどうだったのか？今シーズン自分の中ではうまく走れたレースが１つもない。いままでは必ず１レースは最高のパフォーマンスを発揮していたのに今年はそれができなかった。レベルは上がっていると感じるけど、自分が戦う相手のレベルはもっともっと上がっている。そこに打ち勝つためにじっくり考えてみます。男女共にリレー優勝大学の友達、卯木と。こんな遠くまでありがとう。最高の滑りができなくて悔しいけどまたいつか見に来てほしいな。そのときは最高の滑りを見せるよ！そして早稲田大学スキー部という大好きな部活からも卒業しました。４年間は早くて、もう終わっちゃったのかと思ったけど次のステージが待ってるしやりたいことがあるのでそれに向かって頑張って行きます。この早稲田のスキー部は本当に強いメンバーが揃っていて今のメンバーのスキーに対する意識の高さは日本の大学界でダントツだと思います。その中で練習できたこと、そして試合に出たこと。これは本当に嬉しいこと。これからの後輩たちもさらに上をめざして頑張ってほしいと思っています。たくさんの人に支えられました。今シーズンありがとうございました。ありがとう。 akira